気仙沼の風

2017-03-30

やっと気仙沼の方と、連絡が付きました!パンフルートがつないでくれたご縁です。NHKラジオ「ラジオビタミン」に出演させていただいたおかげで、全国の方に、私の活動を知っていただく機会に恵まれました。多くの方が私のCDを注文くださり、その中のお一人、気仙沼在住のWさんも、私のCDを注文くださいました。しかしその後、東日本大震災のあの大津波が、気仙沼を飲み込み、Wさんの家やすべてを、もちろん私のCDも海に引きずり込みました。でも、Wさんや気仙沼の皆さんは、涙を拭きながら立ち上がり、復興に向かって一歩一歩歩んでこられました。震災から数年後、そのWさんから電話が入りました。「津波で無くした今井さんのCDをもう一度注文させてほしい」と。復興関連の行事のBGMに私のCDを使いたいとのこと。私は、無償で何枚か、WさんにCDを送らせていただきました。あれから、数年経ちました。いつか気仙沼に伺って演奏させていただきたい。そんな思いを、今年の6月に実現する可能性が出てきたのであります。Wさんは、隣の岩手県の陸前高田市ご出身とのこと。「6年前の4月に、私は、陸前高田第一中学校の体育館の避難所で演奏させてもらいましたよ」とお話しすると、そこがWさんの母校であることが分かり、不思議なご縁を感じました。そして、陸前高田での演奏場所も探してみるとのお言葉もいただきました。実現すれば、6年ぶりの岩手県訪問になります。日本地図を見ると、岡山と岩手、本州を縦断する距離になります。熱い思いと、パンフルートと、アンプと、桶太鼓、そして寝袋を積んだ私の軽四は、6月に疾走いたします!引き続き、岡山と岩手の間で、演奏にお声掛けくださる方の情報を募集しております。みなさま、よろしくお願いいたします!!