ソフトケース
嬉しい限りである。今まで裸同然で販売していたパンフルートに専用のソフトケースが出来あがったのである。しかもその製作者は、私の母と、それから妻の友達なのである。キルティングの布地を主に、優しく『備前の風』を包んでくれる。バイアス(?)の縁取りは何と内側までされており、男のおいらじゃ思いもつかない、きめ細やかな仕上がりにびっくりである。手先を動かすのは、脳の活性化にもつながるとのことなので、お袋のボケ防止には、ちょうど良いかも…。(かあちゃんゴメン、ゴメン) 中々「これだ!」という布地に巡り合えず、直感的に「黒色の」キルティングに決めたが…結構いいかもである。
11月3、4日の直島で試験販売してみるつもりである。評判がよければ、HPに別売りで楽器店に陳列してみようかなとも思う。実は、『備前の風』の固定用の紐も手芸店でしか手に入らない特殊加工を施した綿の紐なのである。ということで、私は最近、よく手芸店に顔を覗かせている。「ドリーム東岡山店」と岡山ビブレ地下の「マキ」の会員になっているのである。平日の昼日中40過ぎの男性がひとり、手芸の店の中をうろうろしていると、なんだか変な雰囲気が店内に漂ったものだが、もうすっかり慣れてしまった。この調子だと、ランジェリーショップでも、平気ではいって「真剣に」品定めが出来てしまうかもしれない。…そうなるのもどうかなとも思うし…そんなことを考えている「私」もどうかなと思う。