今日、正確には昨日の土曜日になるが、久々カヌーインストラクターの仕事をした。
 大阪で5年間カヌーやラフティングの仕事をしていた事もあり、所有のリバーカヤックは8セットである。工房の2階にいつもは収納されているが…本日は4艇が久々の出動である。工房から車で15分くらいのところに、知る人ぞ知る「絶好のカヌースポット」があり、そこで朝10時から夕方5時までたっぷりカヌーを楽しんでもらった。
 もともと私がパンフルートを作る事のきっかけになったのは、カヌーをしている時に河川敷の竹の群生を発見したことからであるから、私がもしカヌーをやっていなければ『備前の風』は誕生しなかったとも言えるのだ。今年の夏はパンフルートにまつわる活動が忙しく、カヌーに乗れなかったが。来春からはカヌーの仕事も積極的にPRしていこうと思う。
 備前平野を流れる1級河川旭川をのんびりカヌーで漕ぎ下り、途中の中州で休憩がてら「パンフルートミニコンサート」。ゴールは桜満開の日本三大庭園のひとつ「後楽園」。岡山城の真下で、カヌーに乗ったまま「さくら・さくら」や「荒城の月」のパンフルートソロ演奏を楽しんでもらう。っていうのはどうだろう。
 これってもしかすると、日本で、いや世界でこんなことが出来るのは私だけかもしれないぞ。ちょっと本格的に企画を考えてみようかな。
 それから普段パソコンのことでお世話になっているYさんから、四国の石鎚山に登って撮影した紅葉の写真と、石鎚の頂上付近の断崖絶壁の上で、天空に向けてケーナを吹く写真をメールで送ってもらった。Yさんは中々のケーナの達人で、演奏の素晴らしさはもちろんのこと、ケーナの自作もされている方である。同じ竹笛仲間として厚意にしていただいている。6月のコンサートにはご家族で見に来て下さった、本当に嬉しかった。
 あと岡山には「コンフント・アンデス」というフォルクローレのグループがある。私が今年の春、兵庫県三木市の「三木山フォルクローレ音楽祭」(かなり規模の大きい、そして長く愛されている音楽祭である)に、玉砕覚悟で「出展&演奏」をさせてもらった時に、知り合いになっていただいた方たちである。ナンと12月には「コンフント・アンデス」のメンバーの方が企画されたコンサートに出演させてもらえることになったのだ。
 他県の人から「岡山の人って新しいことや、他県から来た人達には結構冷たいよね」と言われたことがある。いやいやどうして、「おかやまっこ」も結構情にもろくて、心の熱い人が大勢いますよ。