今日は倉敷市玉島の渡辺胃腸科外科病院の新病院竣工記念パーティ&見学会で午前・午後と演奏させていただいた。午前は祝賀パーティ会場で医療のトップの方たち80名以上の前で演奏、乾杯前に「乾杯の歌」(アメリカ学生歌:杯を持て〜♪)を演奏、その後日本の歌や海外の曲を披露。出席者の中に以前別の病院で手術を受けた時の執刀医の先生が二人もいらしたのを発見して、今までで最高に緊張した状態で演奏を行った。
 午後は新病院の見学にいらした地元の方たちの前で30分のステージ。客席におばあちゃんがいっぱいいるとなぜかとっても楽しくステージが進められるのは、やはり日頃の施設での演奏を思い出すからであろうか。嬉しかったのは、午後の演奏終了後、一番前で見てくださってた、おばあちゃんが『備前の風』を気に入ってくれて、1本注文してくださったのである。もうひとつびっくりしたのは、司会がいつもテレビで拝見していた大好きなアナウンサーさんだったのである。テレビで見るよりもきれいだったので、ちょっとドキドキしてしまった。
 それからもうひとつびっくりがある。それはここの病院の栄養部の方たちである。新しくできた喫茶コーナーで、めちゃくちゃおいしいプリンをいただいた、聴けばこちらの栄養部の方たちが作られたとのこと。更に聴けば、ここでは入院患者さんへお出ししているパンは自分たちで作っているとのこと。雑穀や古代米をとりいれたり、また冷凍ものは一切使わないなど。口で言うのは簡単だが、有言実行で安心して患者さんに召し上がってもらえる食事の提供を心がけているとのこと。すごい病院とご縁ができたなと、今振返っている。23年間このちで頑張ってこられた、渡辺院長は実は、ジャズ・プレーヤーの顔も持つ方。いつか先生と新病院のホールでセッションにてみたいものである。