今日は、高槻市の教育委員会と打合せをしてきた。2月4日に実施する「パンフルート手作り体験」の打合せである。帰りの道中、新潟より電話あり。特注のパンフルートを注文された方から「とてもいいのを作ってくださいました。」とお礼の電話である。ステージを評価されるのとは、また違い、自分の作ったパンフルートを褒められると、自分の娘を褒められているようで、感激ひとしおである。このうれしさは「もの作り」をするものだけが感じられる喜びかもしれない。でも、そのパンフルートは二度と私のところには帰ってこないのだろうなと思うと、何だか急に寂しさも感じてしまうのである。最近、特になぜかそんな気持になる。「注文下さった方のところで楽しい音楽人生を送るんだよー。」と心の中で呼びかけ、祈っている自分。これは完璧に「娘を嫁に出す父親の心境」そのものかもしれない。
深夜、そんなことを感じながら、岡山まで車を走らせた。それにしても車で大阪日帰りは、少々疲れたわい。明日はテレビの取材が入っている。