今年で2度目の出演&出店である。雨が降ったり止んだりと、天候にはあまり恵まれなかったが、こんな日に来場くださったお客様が、熱心なファンと言えるのかもしれない。今年は、1オクターブの「パンフルート手作りキット」をメイン商品にしてみた。デモ演奏とともに販売したおかげか、10個近く売れたのであった。メインのパンフルートは販売用が用意できず、試作品ばかりを展示しておいた。その試作品で良いから売って欲しいという、女性客も登場するなど、今年もお店はにぎやかであった。
 演奏は午後6時20分から「ステージバックがガラス張りで森の中で演奏しているような感じにさせる室内大ホール」で、後から3番目という順番であった。会場には子供はほとんどおらず、中高年ばかり?そしてちょうど夕焼が会場内に光を届かせていたので急遽、演奏曲を変更。「ジュピター」を「夕焼小焼」に、「ルパン3世のテーマ」を「かあさんの歌」に、そして最後に「ふるさと」を演奏。
 毎度の事であるが、「フォルクローレ音楽祭」には似つかわしくない曲ばかりの演奏になったかもしれないが… 南米料理のコースをたくさん食べつづけたところに、味噌汁が出てきたようなもので、「日本に住む人ならうれしい」意外性も良かったのか、どの曲も場内大合唱になり、特に「ふるさと」の合唱は、正直心打つものがあった。ステージ終了後、多くの方が私のところまでお越しになって、「感動しました」と感謝の言葉をくださったのである。うれしい限りである。この音楽祭をきっかけに、関西方面でも演奏の機会が増えていくことを望んでいる。
07.三木山フォルクローレ音楽祭