8月10日は岡山市内の公民館で、高齢者大学の参加者50名ほどの前で、童謡・唱歌にナツメロをソロ演奏。翌11日は同市内の別の公民館で、「小学生から作れる1オクターブのパンフルート」手作り教室を実施。10名以上の参加があり、大人のみの参加者の方も数名いた。完成後、全員で「カエルの合唱」の演奏に挑戦。少々苦しそうな「カエルの合唱」になったが、無事成功したように思う。
13日は東かがわ市の引田町にある「讃州井筒屋敷」の酒蔵を改造したホールで演奏させてもらった。昔ながらの雰囲気をそのまま残した「居心地の良い場所」であった。四国観光をされる方にはお勧めのスポットである。
 16日はテレビ出演、17日はラジオ出演、そして18日は久々地元岡山での、一般の方がご覧いただけるコンサートを「八角園舎」という、以前幼稚園として使用されていた建物で、今春に国の重要建物の指定を受けた木造建築のホールで実施した。
 建物のエアコンがほとんど効果がないくらいの猛暑の昼2時からのコンサートとなった。お客様も出演者も汗だくになりながら、一緒に作り上げたコンサートとなった。多分あの暑さの中でのコンサートは一生忘れないであろう。お客様は90名以上お越しいただき、世代・性別もまさに「老若男女」であった。毎度のことではあるが、童謡・唱歌、洋楽、フォルクローレ、クラシック、アニメソング、讃美歌… まさに「混ぜご飯」のような、というよりも「パンフルート尽くし」のコース料理のような選曲となった。
 今回初めて、一般の方対象のコンサートでピアノの伴奏をつけていただいた。幼稚園だった木造のホールで「シャボン玉」「うみ」「涙そうそう」「さんぽ」をピアノ伴奏で歌&演奏したのである。たくさんのちびっこが一緒に歌ってくれて、何だかNHKの歌のお兄さんになった気分であった。1時間の予定が1時間半のコンサートになってしまったが、みなさん楽しんでくださったようである。
 19日は倉敷で施設の演奏会に出演、その足で神戸まで車で向かった。私の演奏活動に関心を持ってくださった神戸の喫茶店のオーナーに会うためである。到着は夜8時を回ってしまったが、ついてびっくりである。神戸は北野の「異人館エリア」のど真ん中の場所ではないか。初対面ではあったが、私の思いを汲んでくださり、今後私の関西進出の大きな力となってくださるように感じられた。オーナーの別の店では神戸・関西で活躍する多くのプロミュージシャンが来られているようで、新しい出会いに期待が膨らむところである。