今日、大きな仕事が終わった。倉敷市民会館で3日間連続、合計6ステージ演奏させていただいた。JAの関係のイベントでお客様は、岡山の方ばかり。メインステージは演歌の「石原詢子」さんで、レビューショーありコントあり…そして私のパンフルートとメインステージ前を務めさせていただいたのである。
 高校のころTOTOのコンサートを倉敷市民会館で見て以来、ここのステージは私にとって憧れの場所であった。そのステージをワンマンではないにしろ、踏むことが出来たこと。そして、3日連続の午前・午後で合計6ステージを行うなんて初めての経験であった。私以外の出演者はプロ中のプロの方ばかり。本当に今回は勉強させていただいたことが山ほどあり、今年の10大ニュースに入る経験となった。2,000人規模の本格的ホールでの演奏も初めてで、ミュージシャンとしての良い経験にもなった。
 毎回、満員に近いお客様を前に、こちらはステージの上にたったひとりである。伴奏もなくパンフルートのみのパフォーマンスではあったが、みなさん大変喜んでくださった。今回は歌も披露させていただいたのだが…パンフルートよりも歌の方が喜んでいただけた観がある。パンフルートももちろんのこと、歌も今回の経験を通して進化したような実感がある。
 そして石原詢子さんのショーも勉強方々、しっかり拝見させていただいたのであるが…若いのに歌手生活が今秋で20年ということである。詩吟で鍛えた歌の実力は、まさに「中堅女性演歌歌手のトップランナー」である!!そしてさらに、MCやお客様とのやり取りなど、会場全体を引きつけてひとつにするところなど、「恐れ入りました!!」であり「勉強させていただきました!!」である。
 またひとつ階段を上ったような心持である。でも階段を上れば上るほど、自分のパフォーマンスにさらに磨きをかけていかなくてはと感じるのであった。パフォーマンスのみならず自分自身も磨かなくては、そのことを特に強く感じた。