12月上旬、CDのレコーディングが無事終了した。録音には「ピアノと競演」の作品と、「ソロ演奏」の作品をそれぞれ1日ずつ費やした。今回録音した曲は童謡・唱歌と国民的流行歌などが中心となっている。「病院の待合室で流しても違和感のない」優しく、癒される作品が録音できたと思う。

収録曲(順不同)

ふるさと、朧月夜、川の流れのように(ピアノ競演)、夏の思い出、赤とんぼ、見上げてごらん夜の星を(ピアノ競演)、夕焼け小焼け、七つの子、遠き山に日は落ちて、ジュピター、千の風になって(ピアノ競演)、アメイジンググレース

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それにしても録音時の緊張感は一種異様なものがあった。一度演奏を失敗すると、何度も同じところで間違ってしまうのである。テレビの「NG大賞」で俳優さんが同じセリフを何回も間違えるのと同じようなことが起きたのである。演奏家としての力を、もっともっと身に付けなくてはならないなと痛感させられた。

とはいえ、念願のCD制作である。このCDをきっかけに全国の人達に『備前の風』の音色を聴いてもらえるよう、来年は頑張るつもりである。CD録音時の写真を近日公開予定。