2008年05月28日

大きなステップになった5月、そしてパンフルート・コンサート・キャラバン、そして被爆ピアノ

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やっと「ばたばた」の状態が落ち着いた。5月15日にNHKラジオの「ラジオビタミン」に出演、そして地元岡山の山陽新聞に私の記事が掲載されて以来、何百もの反響が直接私のところに届いている。そして何人もの方が、泣きながら(声の感じから容易に推測できるくらい)、ラジオでの演奏やCDを聴いた感想と激励を私に伝えてくださるのである。
反響の中には、今現在「心や身体」を病んでいらっしゃる方やそのご家族の方、生きる気力を失いかけていた方などから、「パンフルートの奏でる日本の歌に、心底癒され涙が止まりませんでした。」とか「生きる気力をもう一度抱くことができました。」などの感想を多数いただいたのである。
 この事態の意味を、私なりに深く思い巡らした際、演奏活動を始めたころに発見したことを思い出しました。「私の演奏するパンフルートの音楽は、コンサート会場まで足を運ぶことのできない人にこそ、聴いてもらうべきものなのである。」ということである。
 そして考え抜いた結果、ひとつの企画を思いついたのであった。

それは「パンフルート・コンサート・キャラバン」である。

病院施設等での、患者のみなさん向けコンサートは、経費の関係等でクリアーしなければならない問題があるケースが多く見られる。ましてや遠方の病院でコンサートをさせていただくなどは、なおさらのことである。そこで今回は「キャラバン・ツアー」と銘打って、一都道府県に数日(大都市の場合は約1週間)滞在して、そのエリア内で演奏会を巡回して行うことを考えたのである。乗用車で移動し、宿泊は車中泊を行い、腰の痛みと戦いながら、経費削減に努める。

そして今回のツアーの特長は「会場となる病院からは定額の出演料はいただかない。」というところにある。その代わり、カンパの募金箱を置かせていただき、合わせてCDの即売もさせていただく。「赤字になりはしないか?」などの不安材料はいくつかあるが、「今、やらなくてはならない。」と思ったことを今までやってきて、現在の自分がある。ここは自分を信じて、実施するのみである。そう思っている。

ひとまずは中国地方、中でも一番人口の多い「広島県」を皮きりに始めて行こうと思う。実は、昨秋、「中四国医師会」の総会の懇親会で、数百人の先生方、関係者の皆さんの前で、演奏はさせていただいているのである。早速昨日、岡山県医師会を訪問し、昨秋お世話になった担当者の方にお話し、その日のうちに企画書をメールで送らせていただいた。さて、どのような展開になることやら、経緯を日記で公開して行こうと思う。

24日に岡山で行ったコンサート、あいにくの天気ではあったが、会場いっぱいのお客様がお集まりいただいた。今回は本格的クラシックのピアニストの方の協力により、シューベルトの「アヴェ・マリ」や「千の風」、そしてエリック・クラプトンの「ティアーズ・イン・ヘヴン」なども、歌とパンフルートで披露することができた。そしてさらに「歌のお兄さん」にも挑戦したのである。歌声喫茶の歌唱リーダーよろしく、会場の皆さんを盛り上げながら「手のひらを太陽に」と「ピクニック」を、パンフルートを使わず、歌とピアノだけで皆さんに合唱の楽しさを味わっていただいた。まるで昭和のころのバス遠足の車中のような楽しさがあった。会場となった「八角園舎」は私が世に出るきっかけを与えてくれた建物である。もともと幼稚園の園舎であった、八角形の木造建築である。驚くほど音の響きがよいのである。私の大好きな場所である。
来年もこの時期、コンサートを行いそうな気配がする。

25日の、兵庫県は三木山フォルクローレ音楽祭も、引き続きの雨模様となったが、多くの方が集まっていらっしゃった。私は今年で3回目の参加であるが、一年振りに会う、フォルクローレ愛好者の皆さんと再会を喜び合った時の気持ちは、ちょったした同窓会気分である。「NHKのラジオ聴いたよ」と多くの方から、お声もかけていただいた。さすがNHK、と思った。

そして昨日、大きな予定が決まった。
それは、8月6日広島の「平和記念公園」で行われる野外コンサートに出演することである。このコンサートでは、原爆の中を潜り抜けた「被爆ピアノ」が演奏に使われる。広島・三倉岳で行われた「フォルクローレ音楽祭」に出演したことがきっかけで、今回の出演が実現したのである。私の出演時間は夕方の20分間ほどであるが、詳細が決まり次第HP上で、お知らせしようと思う。

 

この記事へのコメント
こんにちは、今井様
5月はラジオに新聞にと、取り上げられてよかったですね。ラジオから流れるパンフルートの音色は最高でした。倉敷でCDをお世話になりましたが、最初の曲にふるさとが入っていまして何だか不思議な気分になりました。私のふるさとで8月6日に野外コンサートが決定したとの情報まで掲載されていまして誠におめでとうございます。平和都市広島にパンフルートの音色は合うと思います。8月6日は恒久平和を心の底から祈る日と私は思っていましてその日にその場所で演奏出来る今井さんは幸せだと思います。苦労した人にはいい空間が自然に提供されるようになっているんですね。CDは車の中でよく聴いています。いやされます。
Posted by トンコ at 2008年05月29日 10:08
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