2008年12月10日

パフォーマーの血が騒ぐ?

ブログを書いていないうちに、12月になってしまった。昨日、岡山の山陽新聞に私と筝曲演奏家の山路みほさんのジョイント演奏の様子が1ページを使って紹介されていた。この舞台では、ショーの後半には「かぐや姫」の別れのシーンを語りと演奏で表現することにも挑戦した。かぐや姫の語りを山路さんが、翁(おきな)の語りとナレーションを私が担当した。共演による私のオリジナル曲「かぐや…月の涙」と「一期の契り」の演奏の前後や曲中に二人の語りが入るという斬新なものであった。今まで演技のパフォーマンスの途中にパンフルートを演奏するというのは、岡山の山陽女子高校音楽科カルチャー講座「ヴォイス・パフォーマンス」で経験はしたことがあったが、曲の中で役を演じるのは初めての体験であった。つまりパンフルートを1コーラス吹いて、筝の伴奏が続く中で翁の感情がこもったセリフをいって、セリフあけにそのまま筝にあわせて、パンフルートを吹くということである。今回、古語風のセリフも自分で考えたりといろいろなことに挑戦することができた。結果からいうと大成功であった。私なぞ、翁の気持と娘を持つ自分の気持ちがシンクロしてしまったのか、セリフをいいながら涙がぼろぼろ出てしまい、そのままパンフルートの演奏に入ってしまう状態になってしまったくらいだ。そんな写真が新聞に載りはしないかと、昨日まで実はハラハラしていたのである。
 「俺にはこんなことができるのか!!」と驚きの気持ちがいっぱい。また、提案者の山路さんには感謝・感謝である。
 来年2月15日(日)の「ヴォイス・パフォーマンス3」発表会では、東北弁に挑戦のひとり芝居とアリアの歌唱、それに以前から気になっていた楽器「ライア」という小さな竪琴とジョイント演奏にも挑戦できることになった。ご用とお急ぎでない方は、是非見に来ていただきたい。普段のコンサートでは見せない姿、もしかすると本当の自分に近い姿はこちらかもしれないが、そんな私と仲間達を見ていただきたいのである。
 ご存知の方も多いだろうが、私のコンサートは「演奏」「トーク」「歌」の3本柱でできている。そこにもしかすると「演技」とか「語り」といった新しい柱が、近い将来入ってくるかもしれない。そんな予感を感じる今日この頃なのである。

山陽女子高校音楽科カルチャー講座発表会
「ヴォイス・パフォーマンス3」
2009年2月15日(日) 14:00開演  入場無料
上代淑記念館ホール(岡山市門田屋敷・山陽女子中学・高校内
          рO86−272−1181)

曲目
オペラ「フィガロの結婚」、「ジャンニ・スキッキ」、「清教徒」、「ほほえみの国」より
ミュージカル「オペラ座の怪人」より
めだかの学校  うみ  みかんの花咲く丘  桃太郎ソング  他

この記事へのコメント
3本柱から5本柱ですか、凄いですね。
時間がとれましたらまたお聴きしにいきます。

本格的な音楽ホールでも演奏されるようで夢がどんどん広がって頼もしい限りです。世知辛い世の中せめてパンフルートの音色で癒しの世界を広げて行って下さい。
トークのプロであるきみまろさんが潜伏期間30年、売れて5年、原点は下積み生活の30年だと仰っておられました。
苦労されている人は強いと思います。
Posted by トンコ at 2008年12月12日 13:38

トンコ様
いつもコメントありがとうございます。本当のところ、まだまだパンフルートの腕を磨かなくてはならないなー、と演奏を終えるたびに感じています。新しいことに挑戦するバイタリティも失いたくないですが、本道のパンフルートがあってのこと。最近自分の演奏が鏡のように感じるようになってきました。そこに映る自分は、本当の自分のような気がして・・・最近は演奏会終了後、けっこう精神的に疲れていることがあります。演奏会を行いながら精神修行をしているような、そんな感覚を覚えるようなこともあります。何はともあれ、「石の上での三年」が過ぎたばかりのパンフルート奏者です。一歩一歩参ります。はい。
Posted by 『備前の風』 at 2008年12月12日 22:29
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