五月三十一日、毎年恒例となった八角園舎コンサートがインフルエンザの影響も受けなく、無事に行われた。会場には150人のお客さんが集まってくださった。未就学児が20人近く、そしてまさに老若男女の客席となった。会場に入りきれないお客さんは、外からの立見で見てくださったりもしてくれていた。こんなに大勢の方にお越しいただいて、ありがたい話しである。
 昨年は、前半がパンフルートのみのソロ演奏と後半がピアノとの共演という2部構成としたが、今年は1部がピアノとの共演で、サンサーンスの「白鳥」、そして「愛のあいさつ」、「荒城の月」、シューベルトの「アヴェマリア」を演奏。2部ではパンフルートのみのソロ演奏で「子供向けの楽しい行進曲メドレー」や「幻想的わらべうたメドレー」「もし海外でストリートパフォーマンスしたらメドレー」などを演奏。お客さんの手拍子で、さらに盛り上がることができた。そして3部ではピアノと再び共演で「G線上のアリア」や「川の流れのように」や「千の風になって」を披露。そして、最後は「ふるさと」の大合唱で締めくくった。
 客席の7割の方が、今回はじめて私の演奏を見るとのことで、リピートの人もはじめての人も、楽しんでくださったようだ。前日に高松で、世界的パンフルーティストのコーネル パナ氏のコンサートを見て、とても良い刺激を受けていたので、今回の演奏はいつもと少し違っていたかもしれない。さて、この演奏内容を14日には大阪で披露する予定である。今からわくわくである。
 今年の八角園舎コンサートも、ケーナ奏者である私の知人が撮影してくださったので、動画で公開できる日がそのうち来ると思う。これも毎年ありがたい話なのである。