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着々と楽器が完成している。一昨年までよりも手際よく作れるようになった気がする。しかしそれは、竹の加工の段階に入ってからの話で、ここにくるまでの竹の下準備(下処理〜乾燥〜選定〜炎による油抜き)には相変わらず時間と手間がたっぷりかかるのである。特に火炙り(炎による油抜き)の工程は、熱さとの闘いにもなるし、ムラが出ないように神経集中しっぱなしだし、つまりは楽な工程はないのである。クラフトマン精神が蘇る気がする。この分だと材料調達に10月半ばには大分に行かなくてはならないことになるだろう。