先日(3月6日)、「フィガロの結婚」の練習に初めて参加した。午後から夕方までは岡山は西大寺の某幼児園のホールでピアノ伴奏に合わせてのソリストの練習である。その会場は、うちの子供2人がボーイスカウトの活動でお世話になった幼児園だったので、驚きであった。ここは私が病気で一番しんどかったときに、元気をくれた場所でもある。そこが練習会場だなんて、実に縁を感じるのである。夕方からは別会場で全体練習である。今度は本番同様のオーケストラの演奏に合わせての練習である。練習を終えての感想は・・・「何とかみなさんの足を引っ張らずに、ついていけそうである。」

役柄が「女遊びが直らない伯爵」(劇中では「偉大なお殿様」という役名:日本語上演)の役ということで、少々抵抗感があったのだが、演じてみると、これが結構おもしろいのである。もしかしたらこれがきっかけで、舞台での歌の活動が増えたりする可能性も、無きにしも非ずといった感じもする。さて、3月28日は私の音楽活動の新しい1ページの始まりの記念すべき日になるのか、それとも「人生最初で最後のオペラ出演」となるのか・・・。いずれにしても、私の活動に関心・興味を持っておられる方たちには是非ご覧いただきたいオペラなのである。そして1人のパンフルーティストの音楽人生のターニングポイントになるかもしれない舞台の目撃者になっていただきたいものである。

題して「現代歌舞伎版ホームコメディオペラ フィガロの結婚」2010年3月28日(日)開演13:00(開場12:30) 会場:三木記念ホール

入場料:一般/2500円 小学生以下/1000円(当日券はかく500円増し)

お問い合わせNPO法人東京オペラ協会岡山支部オペラプラザ岡山事務局

090−6656−1976