ここのところ新シリーズの開発にと、竹との格闘が続いている。竹の油抜きを大量に行うため、強火の前で長時間。そしてしっかり寝かせた竹から加工。組み立ては紐で強く縛る。汗まみれの竹粉まみれである。なんとまあ原始的なつくりの「備前の風」であることか。時間と手間がかかるため、何万円もの値段をつけているが、「なんとかゼロ三つで、2オクターブのパンフルートの音を楽しんでもらえないものか?」その思いを遂げたくて、試行錯誤が続いた。そしてその結果、「備前の風〜R」シリーズが完成したのである。見た目は今までの「備前の風」とまったく変わらないといってもいい。音色も同じである。では何が違うのか?
さあこのRをひっさげてコンサート会場でしっかりPRしていこう。もっともっとパンフルートとみなさんの距離が近くなりますように。明日は新見市で演奏、来週は倉敷、そして神戸。そうそう今月の24日には倉敷の某会で、木村まさ子さんとまたいっしょに舞台に立てる。楽しみである!
今月の27日で46歳になる。もう46だが・・・、まだまだ半人前である。まだまだこれからである。アクティブに行くのである。