2010年11月16日

広島市、瀬戸内市、音楽は楽し

1110日は広島で「パンフルート三昧」の半日を過ごした。世界的パンフルート奏者コーネル・パナ氏の広島コンサート&コンサート前のクリニックに参加させてもらったのである。パナ氏の演奏は4年連続で、神戸や高松などどこかで拝見しているが、その超絶技巧と称される演奏には、毎年舌を巻くはため息は出るはである。こんな演奏をするんだから、ストイックで、自分にも他人にもとても厳しく、もしかしたら排他的なくらいの性格のひとではないかと、ずっと想像していた。だが今回クリニックに参加して、パナ氏の人間性が、私の想像していたものとはまったく違っていたことに驚くと共に、ますます引きつけられてしまうのである。

 しかしクリニックでは、私の基本的演奏法や楽器自体にも鋭い指摘を受けて、自分の未熟さに落ち込んだのも事実であった。そこから元気を取り戻せたのは、広島のたくさんのパンフルート愛好者の皆さんのおかげであった。N先生やSさんやKさんをはじめみなさんのパンフルートに対する愛情を感じてしまったのである。そして私にとって憧れの人、雲の上の人、いつかはお会いしたいとパンフルートを吹き始めたころから思っていた、日本のパンフルート演奏のパイオニア、岩田英憲さんにご挨拶できたことは、まさに「感激」であった。

 なんだか一気にパンフルート仲間が増えた気がして、本当にうれしい一日だった。それから今回のコンサートはチャリティコンサートだったのだが、その関係者の皆さんの心意気というか、物腰にも感銘を受けたのであった。

 今回出会った皆さんとの縁を、大切にしていきたいものである。

 

13日は岡山市の隣、瀬戸内市にある音楽ホールでコンサートを行った。会場に集まったお客様の半分が、以前に私の演奏をご覧になったことがある方々で、「また聴きに来てくださった」そのことがうれしくて、エンジン全開でコンサートを行った。

 コンサート後半は、地元の邑久高校の女子高生のピアニスト(大学の音楽科の試験に直前に合格が決まり、めでたいのである!!)とともに、クラシックや童謡・唱歌など、会場全員での合唱もあり、盛り上がってコンサートを終えることができた。

 

 10日も13日も思い出に残る日となった。「音楽って演奏者と聞き手をつなぐ架け橋になったときに、そのすばらしさを感じられるんだな」ということをあらためて感じることができた二日間であった。

この記事へのコメント
こんばんは
芸術の秋にふさわしくパンフルートの音色も深まって行く秋にますます色を添えているようですね。
世界の第一人者に会われたり、日本の第一人者に会われたり実りの多い秋になりこれからの演奏により一層のパワーが注入されたことでしょう。

13日は残念ながら行けませんでした。また機会がありましたら癒されに行きたいと思います。

今年の紅葉は最高に綺麗でした。
Posted by トンコ at 2010年11月16日 20:03
トンコさんいつもありがとうございます。今朝はこれから鳥取県の八頭町の、紅葉で有名な山寺「清徳寺」に行ってきます。併設の宿坊には囲炉裏があり、そこでの宴にも参加してきます。囲炉裏の間に響くパンフルートも一興です。
Posted by 備前の風 at 2010年11月17日 08:17
今井さん。ご無沙汰しています。久しぶりにお伺いしましたが、お元気でご活躍の様子。こちら方面は先日まで隣で開催されていた「遷都1300年祭」が終わり、日常の落ち着いた街になっています。
Posted by 武村健司 at 2010年11月17日 18:18
武村様 ほんとにご無沙汰しております。ホームページを拝見しましたらお元気そうな笑顔の写真が載っておりましたので、懐かしく思われました。銀髪の増え具合が時の流れを感じさせますが・・・、かくいう私も髪に白いものが大分混ざってまいりました。武村さんは水を切る道具のご商売、私は空気(呼気)を切って音を出すのが商売。切るものは違いますが、このご縁は切れることなく、今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 今井 勉 at 2010年11月18日 21:58
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