2011年03月03日

世界初??曲がるパンフルート!!

 試作品.JPG

曲がるパンフルートの構想は5年前くらいから、私の頭のなかにあった。写真ではわかりにくいかもしれないが、竹管を固定しているのは、紐のみである。だからこのパンフルートは、竹と紐と詰め物だけで出来ているので、非常に軽いのである。22管(G~G)で300グラムであった。 ちなみに私がコンサートで使っているS20管(G~E)は400グラムあった。
 曲がることのメリットは?そもそも備前の風が直線的な竹の配列になっている大きな理由として、両面どちらからも吹けるようにしたことがあげられる。世界中のパンフルートの95%以上が右低音(ピアノと逆向き配列)になっているのではないだろうか。ルーマニアのパンフルートが伝統的に右低音になっているからだと思う。

私は「パンフルートを知らない」所から、作って演奏を始めた者なので、右低音でも左低音でも好きな方で吹けるようにしようと、直線的な配列のパンフルートを作ってきた。
しかしルーマニア式(?)、つまり世界中のパンフルートのほとんどが持つ、竹管の配列の「カーブ」には魅力を感じている。曲線の美しさと、演奏性能の高さは見逃せない。
特に、忙しく管を移動して演奏する曲の場合は、カーブした配列のパンフルートの方が楽に演奏できるのは間違いない。
ひとつのパンフルートで、「吹く向きを選べ、つまりは逆向きも演奏可能ということ」と「カーブの配列」、このふたつを叶えることが出来る。そんなパンフルートが作れるだろうか?
そしてその夢を形にした試作品が上記の写真である。つまり、上記のパンフルートは逆向きに曲げることも出来るのである。そしてカーブの度合いは自由に調整することが出来る。

うーん、自分で作っておきながら、びっくりである。グニャリと曲げられる楽器なのである。もしかして、こんなパンフルートは世界初かも?

しかし、まだまだ改良の余地はある。もう少しレベルアップしたうえで、夏ごろにでもラインナップに入れられたらよいのだが。

この記事へのコメント
こんにちは
春が足音を立てて近づいています。神埼梅園の紅梅、白梅、枝垂れ梅、菜の花も見ごろです。
試行錯誤、新たなフレキシブルな楽器になるようですね。南京玉すだれを想像しました。完成しますと受けるかもしれませんね。

私は吹けませんが以前よりSimoniさんの演奏はよく聴いています。
こちらから
http://www.youtube.com/watch?v=xSsEr-pj7VY&feature=related 

雄大な自然の中で自然に溶け込んで演奏しておられるようでよく聴いています。    
Posted by トンコ at 2011年03月04日 13:27
私の最近のお気に入りの演奏は、これです。
http://www.youtube.com/watch?v=NYzonR_4qxk
学生のころは、大学の近くの渋谷のジャズ喫茶に、よく入り浸っていました。将来はジャズのジャンルの曲などにも挑戦してみたいです。
Posted by 備前の風 at 2011年03月04日 22:16
まもなく100歳になられる日野原重明さんが先日の新聞記事で仰っていました。

 「挑戦する限り老いない」

59歳までは助走期間であって60歳からが本番の人生という話は聞いたことがありますが100歳からが本番とは想像すらできない領域ですが・・・

若い頃染みついたリズムが何時かは開花することでしょう。楽しみです。
Posted by トンコ at 2011年03月04日 23:34
この記事へのコメントをご記入ください。
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

(ブログ管理者が承認したコメントのみ表示されます)
この記事へのトラックバックURL
http://www.blogdehp.net/tb/13927903
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
(当記事へのリンクを含まないトラックバックは受信されません。)