さきほど、こんな内容のメッセージをNHKのラジオビタミン(08年5月に「ときめきインタビュー」のコーナーに出演させていただきました。)にメールを送りました。 

2008年5月にときめきインタビューに出演させていただきました。岡山のパンフルート製作・演奏家の今井勉です。ご無沙汰いたしております。村上さん、仙台からの放送では大変お世話になりました。さて、実は今日、とてもうれしいことがあったので、メールさせていただきました。気仙沼市の渡辺さんという方(名前出すことは本人より了解いただいております)から、私のCDを送ってほしいとの電話をいただきました。実はこの方は、08年の8月に放送された、私のときめきインタビューのアンコール放送をお聴きになって、私のCDを購入してくださった方です。3.11の津波で財産すべて(家族や知り合いはみなさん無事だったそうです)を失ってしまったが、地域(鹿折地区)の...復興に尽力されていらして、コミュニティー施設など集いの場所を作ったりで、頑張っていらっしゃるそうです。3月3日から18日まで夜はライトアップの行事をされるとのことで、その時にふさわしい音楽は何かないかと考えていたら、私のパンフルートを思い出されたそうです。以前買ってくださった私のCDも津波にさらわれてしまっています。最近やっと使える環境になったインターネットで私のブログを見つけ、電話くださったとのことです。まさにラジビタがつなぐ縁だと思います。
私は、昨年は岩手や福島の避難所で演奏を多数させていただいたことを伝え、必ず気仙沼でパンフルートの演奏ができること、渡辺さんとお会いできることを約束させていただきました。あれから1年になる、気仙沼の夜に灯りと私のパンフルートの音色で、どうぞ皆さんの心が少しでも和み、癒されることを願わずにはいられません。
PS ゆう子お姉さんともいつかきっと音楽でご一緒できますように、願っております。」

メッセージが番組で読まれるかどうかは、さておいて、とにかく今、私はうれしいのである。